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デリー・コルカタ出張記(05Oct04〜08Oct04)

 
1.コルカタ編
コルカタ国際空港近くにある「サイエンス・シティー」。インドにもこんなテーマパークができるんだー、と思い、いつか見に行きたいと思っているのですが、今回も素通り・・・。

ちなみに、ボクがこの地に留学していた10年ほど前には、この辺は一面ごみ処理場(というより、ごみ埋め立て地)で、猛烈な悪臭を発する場所だったのですが、においは当時ほどでないにせよ、いまだ健在でした・・・。
パークストリートの老舗ホテル「The Park」の中華料理店「ZEN」です。秘密クラブみたいな雰囲気の店内ですが、とぼけた天然ウェイターと脱力感あふれる料理で、くつろげます。
その脱力メニューのひとつ、ロブスターです。カラはロブスターなのですが、中の肉は普通のえびです。

10年前の開店当時にもインド人の友人と来たことがあるのですが、その当時も「イセエビ」料理を売りにしていて、僕らが食べて残ったイセエビのカラがそのまま他の人の料理に使いまわされていました・・・。おそらくは、今回のロブスターも・・・。
コルカタ郊外の農村です。土壁の農家と溜池、そして緑の稲田。これがインド・ベンガルの農村の3大要素。

飛行機でコルカタ上空に入り、この溜池が見えると、ああ、帰ってきたなあ、という気分になります。
コルカタ市内に入りました。コルカタ独特の町並みです。

道路の舗装はあいかわらず劣悪で、トラム(路面電車)の線路あたりが窪んだりめくれたりしてます。コルカタのトラムって、しょっちゅう脱線するんですよね。
同じような写真ですが、ここは目指すパークストリート。あいにくの雨で、かさを持っていなかったのですが、タクシーの運ちゃんに傘を借りてこのあたりでショッピングをしました。

トランジットの2時間程度の間の買い物なので、とても慌しかったです。
留学当時一番よく通った中華料理店「BAR-B-Q」。チムニースープ(中国式のしゃぶしゃぶみたいなもので、煙突みたいな円筒が真ん中から飛び出してる鍋で肉や野菜、麺等を煮て食べます)が名物ですが、さすがに一人旅の昼食では注文できませんね。
留学当時、コルカタで「ラーメン」といったら、こういうヌードル・スープしかありませんでした。これはこれでまあまあうまいのですが、「ラーメン馬鹿」にとって、こういう「にゅうめん」みたいなのをラーメンと思って食べるのはとてもとてもつらいことでした。

今でも、高級レストランですら、使っている麺はこれと同じものです。
これがコルカタ名物「トゥッティ・フルーティ」。日本でいえば、フルーツサンデーみたいなものですかね。インド在住当時、これが僕らの唯一の心のよりどころでした。

たまにこれを食べておなかを壊すひとがいますが、これを食べて下痢になるなら本望、と当時思ったものです(ボクだけかな・・・?)。
ニッコー・パークといえば、以前はコルカタ唯一の遊園地でしたが、今はどうなのかな?

しかし、投げすぎでヘルニアになってしまったほどのボウリング好きのボクにとって、コルカタにボウリング場ができたことはとても喜ばしいことです。次の赴任地はコルカタでもよいなあ。残念ながら、さすがにプレイする時間はありませんでした・・・。
これが、コルカタで今も一線で活躍する木製バスです。窓枠の部分を含め、ボディの骨組みは木で出来ており、トタン板みたいな金属板が貼られています。

乗ると、カーブを曲がったりするときに車体がきしんだりゆがんだりするのがよく分かります。こういうバスが事故にあってるのをみると、もうぐしゃぐしゃになってるんですよね。くわばらくわばら・・・。
空港通り沿いの集落です。櫓が作られているのは、コルカタ最大の祭り「ドゥルガ・プジャ」のための準備です。この中に、女神ドゥルガの像が据えられるのでしょう。
インドではいたるところで見られる、豚が生ごみをあさる光景です。インドの村では、生ごみというのはそのまま田畑に撒かれるか、こうして動物に食べられて、いつのまにか消えています。

昔は農村ではごみ処理なんかいらなかったんですね。いまはプラスチック製品とかふえちゃったんでそうもいかないようですが、こういうブタちゃんたちを見るたび、環境サイクルについて考えさせられちゃいます。
インドリキシャですね。バングラデシュのと比べると、座席が一回り小さいのと、装飾がほとんどないのが分かります。

もう大通りでは走れなくなったようですが、ちょっと夕立がくるとひざまで水がたまるコルカタの裏路地では、いまだ重要な市民の足です。
コルカタのスバシュ・チャンドラ・ボース国際空港です。国内線ターミナルは新しくてそれなりにきれいなのですが、国際線ターミナルは田舎のバスターミナルみたいなもんで、とても貧相です。免税店での一番の高級品はシーバス・リーガルでした。

コルカタを旅行される方は、お土産など空港に着く前に買っておきましょうね。空港にはほとんど何もありません・・・。

2.デリー編
デリーで借りたレンタカー(印タタ社製)です。軽自動車なのですが、前部シートのヘッドレスト(左右両方!)に液晶画面が付いていて、ビデオが見られるようになっているのです。実際に見てみようとは思わなかったですけどね。

インドも立派になったものです。
でも、こういう傾いたバスも依然健在。見ての通り、カーブだから傾いてるわけじゃなくて、ずーっと傾いたままで走っているのです。大丈夫なのかな?
ここは、何年か前にできた大型ショッピングモール、「アンサル・プラザ」。マクドナルドをはじめ、マークス&スペンサーやら、リーボックやら、外国企業の店がたくさん。以前は考えられませんでした。

しかし、集まってくるのは、高校生、大学生ぐらいの若い子ばっかり。インドっぽさはほとんどなし。外国人が観光で行ってもあんまり面白くないですね。インドのイマドキの若い子を観察するにはいいかも。
カナリアとリスです。動物園とかじゃなくて、ふつうの道端です。

カナリアとリスって、野生のものはあんまりみたことないでしょ?デリーの街中ではたくさん見られます。
今回お仕事で泊まらせていただいた「タージマハルホテル」です。さすが一流ホテルだけに、部屋のきれいさやサービスは抜群。

インド門や国会議事堂、国立博物館等の観光ポイントも近く、便利な場所にあります。
ホテルのガーデンです。プールやガーデンレストランもきれいでよいです。
ホテル前の交差点です。コルカタやダッカと違い、道が広くて流れもスムーズ。
デリーという街は、とても緑の多いところです。NYのセントラルパークなんかメじゃないですね。

ただ、見てお分かりの通り、霞が多いのです。砂漠が近いせいなのか、排気ガスのせいなのか・・・。冬の時期はとくに砂塵などが低空にたまるため、こういう霞が多く発生するようです。
アニマックス、デリーで見られるんですね。驚きです。一瞬スカパーかと思いましたが、文字も声もすべて英語。デリーで配信してるようです。

低年齢層向けの番組は、ヒンディー語と英語の二ヶ国語放送になってるようですが、ホテルのテレビがモノラルになってて、両方かぶって聞こえるのが印象的でした。
タージマハルホテル地下のインド料理店で食べた「マハラジャ・ターリー」です。いかにも豪華なのですが、お味はイマイチ・・・。

一流ホテルのレストランでこういうナメた料理が出てくるのは許せん!
噂のインド・マクドナルドです。いやいや、つっこみどころ満載のマクドナルドですが、詳細は後日・・・。