Chapanan.com > ちゃぱなん写真館 > インドのマクドナルド体験記(2004年10月)


インドのマクドナルド体験記(2004年10月)

 1995年のケンタッキーフライドチキンのインド進出に続き、1996年についにマクドナルドがデリーに進出!一時は打ち壊しなどあったものの、今では、アンサルプラザ、バサントローク・マーケット等デリー市内の主要マーケットで営業しています。

 今回は、20分という短い自由時間の中で、アンサル・プラザのマクドナルドに潜入しました。インドマック初体験です。

「マクドナルド」といえばハンバーガー屋、と、アメリカ文化にどっぷり浸かったわれわれは思うわけですが、インド人は、わざわざ「Family Restaurant」と名乗らないとピンとこないわけですね。

世界各国どこでも同じマニュアルで営業するのが売りのマックも、インド人には形無しです。
店内は、とにかく若者だらけ。高校生くらいの男女がグループでだべっているのはどこの国も同じ。マハラジャ・バーガーのコンボミールが99ルピー(約300円)と比較的安いので、サラリーマンっぽい人もお昼ご飯を買いに来ていたのが印象的でした。

しかし、音楽がうるさくって、店員の「ポテトはいかがですか?」もよく聞こえない。
写真は、チキン・マハラジャ・バーガーのコンボ・ミールと、マック・アルー・ティッキ・バーガー(コロッケ・バーガーみたいなもの、ベジタリアン用)です。とにかく、こんなの食べられるのは世界広しといえどもインドだけ。

ま、とにかく喰ってみましょう。
マック・アルー・ティッキ・バーガーは、マサラの入った野菜コロッケをパンではさんだもの。おあじは・・・、ま、コロッケパンよりはスパイシーでおいしいです。

さて、あくまでも本番はチキン・マハラジャ・マック!いったいどんなものやら・・・。
包みを開けると、中はチキンティッカ(マサラソースでマリネして釜で焼いた鶏肉)の平たいパテとチーズ、キャベツ等が入ったものでした。ソースはオレンジ色のスパイシーなソースでしたが、何で出来てるかはわかりませんでした。

うーん、結局チキンティッカ・バーガーかよ・・・。おいしいけどさ、こんなのマックじゃないよ・・・。
何より驚いたのは、デリバリーしてくれること。労賃が安いから、さして負担にもならんのでしょうね。しかし、こんなサービスもきっとインドだけですよね。聞いたことないもの、マックのデリバリー。

これだけカスタマイズしちゃうと、Mのマークとドナルドがなかったらきっとマックだってわかんないですよね。