Chapanan.com > ちゃぱなん写真館 > トイレにまつわるエトセトラ(空港編:2004年10月)


トイレにまつわるエトセトラ(空港編:2004年10月)

 今日のお題は、ちょっとお食事中の方には向きません。

 当地のトイレ事情について軽くご紹介したいと思います。今回は、「空港編」ということで、コルカタのネタジー・スバシュチャンドラ・ボース国際空港国内線ターミナルおよびダッカのZIA国際空港国際線ターミナルのトイレの写真を紹介します。

 空港のトイレというのは、いろんな国の人が使うものだから、世界共通の様式であってほしいと思うものですが、我らが日本国内でもいまだ和式トイレが多数存在するわけで、ときにはどうしてよいか分からなくなるようなトイレがあったりします。そんなとき、あなたならどうします?

ここはコルカタ空港国内線ターミナル出発ロビーのトイレです。

便器はこんなの。一見和式トイレを思わせますね。

和式の場合、ドアから入って奥側に所謂「金隠し」があり、おしりをドア側に向けるわけですが、この場合は逆。穴のある奥側におしりを向け、顔はドア側を向いて座ります。蛇腹みたいなモールドがついてるところに足をおいて、所謂「う○こ座り」をするわけです。

ここまでは、まあこんなもんか、と思います。
問題は、トイレットペーパーが無い。

それどころか、ペーパーホルダーすらない。

はて、おっぱじまってしまったし、どうしたものかとあたりを見回すと、右手前方に手桶が・・・。
しかも、その上には蛇口が!!

当然、この手桶にこの蛇口で水を入れるのだろうなあ。

この閉ざされた空間に、あるものは便器と手桶と蛇口のみ。しかもあなたの「行為」は始まっており、もはやどうにも止まらない状態。さあ、あなたならどうします?
・・・こういう困ったトイレに遭遇したときのために、正解例の一つをお教えします。

(1)「行為」が終わったら、手桶に水を入れる。
(2)手桶を右手に持ち、おしりの谷間あたりに手桶の水差し部分の突起をあてがう。
(3)谷間に沿って水を流し、股下から左手でパシャパシャと、洗うべきところを洗う。

 「例の一つ」といったのは、人によってやり方が微妙に違うようだからです。水のかけ方とか、左手をどっちから当該箇所に回すか、とか、いやオレ様は右手で洗うんじゃー、とか・・・。

しかし、慣れないと、水をかけすぎてズボンのおしりあたりがジットリぬれてしまうなど、こっぱずかしいことになります。要注意。

まあ、こういう習慣に慣れてない人は、「不潔!!」と思うかもしれませんね。こうやって左手で拭いたりするから、「左手は不浄」なのだ、なんていう俗説もありますが、「紙で拭くより水で洗うほうが清潔じゃい」とおっしゃるインド人もいるし・・・。

「手で拭くのはイヤだが、インド人の言うことも一理ある」と思う方は、ちり紙を携行して両方併用されてはいかが?

なお、「郷に入れば郷に従え」で試してみるのも一興ですが、くれぐれも手洗いは念入りに。

お・ま・け!
トイレのラクガキ・アートのコーナー!!

ここはダッカZIA国際空港国際ターミナル出発ゲート近くの男性トイレです。トランジットででもダッカ空港を利用された方はごらんになったかも。

***************

ここでは、「おまえのかあちゃん」が「ニワトリ」であるとかないとかいうことが議論されています。ご想像のとおり、「かあちゃん」が「ニワトリ」であるという表現は、侮蔑のスラングなわけですが、詳しい説明は割愛させていただきます・・・。
「タダでヤらせてくれる女います」みたいなラクガキ、ホントにどこでもおんなじですね。マニラでも、ロンドンでも、成田でも、アキバでも、そしてダッカでも・・・全世界共通。必ずそこに女性のファーストネームと電話番号。消えかかっていますがLUNAと書いてあります。電話番号はモザイクを入れときました。あしからず。

いつも思うのですが、この番号にかけるとどこにつながるのだろう?きっと、かけるバカがいるよね、たくさん。こういうイタズラは悪質です。やめましょうね。
このヘタクソな女性像も全世界共通。これはまだマシなほうでしょう。

差し障りのある部分はトリミングしたので見えませんが・・・、まあ、どこでも同じ、ということです。

結論: オトコというものはどこの国でも等しくバカですね。