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タイラーメン試食記(1)(2004年11月)

 今、タイラーメンが熱い!!・・・いや、ボクが言ってるだけなんですけどね。

 ダッカでは、今どこのスーパーマーケットでもタイのインスタントラーメンがあふれかえっています。タイ人は日本人同様麺にとてもうるさいので、タイラーメンはマギーなんかとちがって麺がしっかり作ってありますよね。若干辛すぎるものも多いので好みは分かれるでしょうが、僕は大好きです。

 難を言えば、商品名や作り方がタイ語で書いてあるので読めないんですよね。

 ダッカで出回っているタイ製ラーメンはあまりに種類が多いので、数回に分けて試食報告をしたいと思います(じゃないと喰いすぎて死んじゃう・・・)。

エントリーナンバー1: ファニーフェイスな女の子CGの辛口エビラーメン
いいですねー、このテイスト。C級パッケージアートのお手本です。タイや韓国では、CGの女の子がやけにウケるようで。

関係ないですが、日本ではリアルCGのブームは完全に過ぎ去った感がありますね。スクウェアUSAの映画がコケたのが一時代の終わりを象徴してたようで。おっと、このへんの趣味の話はギャラリーのほうでやりましょう。
作り方は簡単。どんぶりに乾麺を入れて、お湯と粉末スープを入れ2分待つだけ。所謂「チキンラーメン」方式です。
まっかっかのスープ。見た目どおりとても辛い。麺はそこそこの出来ですが、やはりちゃんと鍋で煮たほうがうまいと思いますね。

お味はエビとライムの定番タイ風味。辛さを我慢すれば、それなりにいけます。
エントリーナンバー2: トムヤム鍋のようなエビラーメン
こちらはモロにトムヤムクン風ラーメン。

パッケージは・・・まんまですね。商品名はやはり判読できず。
作り方はやはり「チキラー(チキンラーメンの略なのだそうで)」方式。どうもこの手のタイプが多いようですが、具を入れたいときはどうするのだろう?
ご覧の通り、スープは見た目まんまトムヤムクン。味もまんま。ま、タイラーメンの味のベースってのは基本的にこれなんですかね。

お味は、悪くないですが、やはりこれも鍋での調理を推奨。スープはなかなか本格的と見ました。
エントリーナンバー3: 定番「ワイワイ」ヌードル
これは、以前この写真館でもご紹介した本家タイの「ワイワイヌードル」です。ボクの青春の味です。
このラーメンの大きな特徴は、麺にスープが塗りこんであること。まさに「チキラー」です。

つまり、乾麺の状態でバリバリ食べられるのです。「チキラー」の場合、生で食べるとけっこうしょっぱいのですが、「ワイワイ」はそのままで結構おつまみになります。お試しアレ。

オプションでスパイスとチリがついています。
これが完成形。タイラーメンにしては淡白目ですが、それでもオプションのスパイスでけっこうピリピリします。

これは野菜などとともに鍋で調理すると化けます。おすすめ。
エントリーナンバー4: タイ風ソースヤキソバ(?)
パッケージのとおり、この麺は汁のないヤキソバスタイルのものです。商品名はやはりわからず・・・。
お湯を入れて、3分待って湯切りして粉末スープをまぜる・・・。完全にカップヤキソバ。
これが出来上がり状態。お味はまさにソースヤキソバ。

いやいや、これうまいっスよ、マジで。ぺヤングヤキソバの甘み少な目バージョンってとこでしょうか。スパイスがけっこうキツめで辛いですが、これくらいならぜんぜんOK。

こちらもおすすめ。
エントリーナンバー5: タイ風辛口チキンラーメン
うーん、チキン風味なんだけど、パッケージ見るとトムヤムクンかとおもっちゃいますよね。これも商品名まったくわからず。
作り方は2通り。

(1)お急ぎの方はどんぶりにお湯をかけて。
(2)じっくり作る方は、お鍋で煮込んで。

うむ。そりゃそうだ。
で、完成品。味のベースはチキンスープなんだけど、やっぱりスパイスとライム、レモングラス等の風味が強烈。これがタイの味なんですねえ。

そこそこにいけます。

結論・・・
 辛いもの大好きな方、香草等の風味がOKな方には、タイラーメンは日本ラーメンの代用品として十分使えると思います。所帯をお持ちの方はわざわざ家でインスタントラーメン、ってわけにもいかないでしょうが、独身者、単身赴任者、そしてボクのようなラーメン馬鹿の方、一度タイラーメンを試してみては?